緊急補修材 クリートボックスP/PG  コンクリート アスファルト

 

速硬型ポリマーセメント系補修材  クリートボックスP/PG 


床面の段差や欠損等の部分補修に最適な超速硬型補修材

 

【特徴】  

① 下地を選ばない接着性、しかもノンプライマー

② 車やフォークリフトの激しい通行に耐えうる耐摩耗性、耐衝撃性

③ プレミックス品で手もみタイプはミキサー不要で誰でも扱える簡単施工

④ 速硬型なので開放や次工程への移行が早く工期短縮

⑤ 流動性があり施工し易い

 

【用途】  

①コンクリート・アスファルトの段差や穴埋め、不陸の補修

②マンホール鉄蓋周りの舗装面の施工・補修

③各種コンクリートの補修


 

穴埋め施行

 


 

不陸修正


 

段差補修



【用途別仕様目安】

  流動性 薄層補修 勾配箇所 段差補修 穴埋補修
クリートボックスP 浅い◎
クリートボックスPG

深い◎


【荷 姿

4セット/箱 (粉体4kgx4 液部0.8kgx4)

タイプ    常温用、低温用、低温速硬用。

カラー    ナチュラル(セメント色)、ブラック(アスファルト色)

*在庫品はナチュラル色のみで、1セットづつの販売が出来ますが、ブラック色は箱単位でのお取り寄せになります。



【施工方法

 

下地処理

汚れ、レイタンス等をほうき、ワイヤーブラシにて確実に除去する。

脆弱部はあらかじめ除去してください。

下地のクラックを補修してから本品を施工してください。

 

 


練り混ぜ (一度の大量に寝る場合)

容器に樹脂を投入し、ハンドミキサーを回転させながら

粉体を徐々に投入。1~2分間撹拌し均一になった事を確認する。

 

 


②③練り混ぜ道具の要らない簡単施工

粉体の袋上部をハサミで開封し、樹脂を粉体の中に投入。

袋の上部をネジリ密閉し、揉み解すように1分位練る。

均一に練りあがっていることを確認して下さい。

 


施 工 練りあがったモルタルを速やかに施工箇所に流し、コテで均して仕上げしてください。

●ダマが残っていた場合にはコテでつぶして下さい。

●段差のすりつけは15㎜までです。PGは20㎜まで可能です。

●材料を流したら一度でコテ仕上げしてください

●0℃以下での施工・材料保管は厳禁です


養 生 硬化するまで養生をしてください。

硬化時間は圧縮強度が約5N/㎜2(乗用車が通行可能)となる時間です。温度や施工条件により多少異なります。

季節によって常温用と低温用と低温速硬用を用意しております。

 



【取扱い注意事項】

・屋外で施工する場合、降雨の場合や降雨が予想される場合は、硬化不良やハクリの原因となりますので施工を避けてください。

・開封した材料は、その日のうちにご使用下さい。

・セット品ですので混合比率を厳守し、1セット全量を練り混ぜるようにして下さい。

・可使時間が短いため、作業工程に注意してください。

・施工する下地の清掃は確実に行って下さい。不十分の場合ハクリの原因となります。

・取扱いには、保護眼鏡、ゴム手袋等の保護具を使用して下さい。

・洗浄等に使った水は、河川や排水溝に流さずに、廃棄物として処理してください。

・残ったモルタルも同様に産業廃棄物として処理してください。

・梱包容器は国、都道府県、区市町村が定める条例に従って処理してください。

・その他詳細はMSDSを用意してますのでご参照下さい。


【施工面積・開放時間の目安

1セット(4.8kgセット)当りの施工面積

施 工 厚 2㎜ 5㎜ 10㎜ 20㎜

施工面積

クリートボックスP

約1.0㎡

約0.4㎡ 約2.0㎡
クリートボックスPG 約1.0㎡ 約0.4㎡ 約2.0㎡ 約0.1㎡

温度と開放時間の目安

タイプ/温 度

 5℃ 10℃ 20℃ 30℃
 常温用

約2時間

約1.5時間 約1時間 約0.5時間
低温用 約1.5時間 約1時間 約0.5時間
低温速硬用 約1時間 約0.5時間

【施工例駐車場の入り口 段差補修・穴埋め

 


【施工例】LPボンベ置き場の床補修



【施工動画


【施工例】工場正門のゲート床 雨打たれ補修

①工場正門(自動車工場正門新築現場)

 

②雨打たれコンクリートの補修

 ダイヤモンドカップホイールで脆弱部を丁寧に除去


③1層目の塗り付け

 

④1層目の塗り付け

 


⑤1層目塗付け後ピンホールの発生

 

⑥2層目の塗り付け

 


 

⑦完成後2ヶ月経過

 

完成後2~3時間で解放。

毎日10t車トラックが何十台も出入りしているが、まったく変化なし。