お盆の精霊飾り

    我が家のお盆は、8月13日の朝市から始まります。

朝早く起きて、お精霊棚の飾りつけをする青りんごや白ナス、黄ウリ、ひょうたん、ほおずきなど左右に1対ずつ

7種類程買います。 年々お店も少なくなり、今は1~2軒になりました。

長豆や、そうめん、鏡えごなども買って・・・

 

まず、仏壇の両脇に竹の枝を飾り、買ってきたものを タコ糸で結び、左右順番に吊るして飾ります。

子供達が家に居た頃は、子供達の役割でしたが、今は主人と二人で「あーだこーだ」と言いながら

悪戦苦闘しています。

 

ナスときゅうりをさいの目に刻んで、茣蓙を敷いた蓮の葉の上に飾り、箸を井桁におきます。

曲がったきゅうりとなすに、マッチを指して足を作り、きゅうりの馬に乗って、早く来てもらい

帰る時は、ナスの牛に乗ってゆっくり帰ってもらうという、願いを込めて

馬と牛に見立てています。

 

それから、夏の果物で、スイカや桃、ブドウなどを飾り、あと、枕うりを2個飾ります。

 

しかし、その家庭や地域や宗教によっては、吊るさないで、お皿に入れて飾ったり、

まったく飾らない所もあったりと、様々です。

 

これからも、出来る限り続けて、受け継いでいきたいものです。(いつまで体が続くかしら・・・)