「一石二鳥」ということわざをご存知かと思いますが、石を一つ投げて二羽の鳥を得ること。一つの行為から二つの利益を得ること。とあります。
そんなすごいパワーの石をご紹介します。地球の温暖化が問題になり始めてからかなりなりますが、近年、日本の気候も異常に熱くなったり、寒くなったり四季の中でも春と秋が短くなったように感じます。
そんな異常気象に一石を投じるお話です。
近年周りの住宅を見ると、車の乗り入れの関係もあるのかもしれませんが、建物の周りをコンクリートやアスファルトに固めてしまっている光景を見かけます。草取りが面倒だからということで地面を何かで覆ってしまおうとするわけです。夏場の30℃以上になると夜になってもコンクリートやアスファルトが放出する熱で気温が下がりません。寝苦しい夜を迎えることになり、クーラーに頼る生活になるわけです。
日本には昔から「打ち水」という文化がありますが、水を撒くことによって水が蒸発するときにおこる気化熱現象で周りの熱を奪ってくれます。この効果は意外と大きく、特に朝や夕方に撒くとかなり周りの空気を冷やしてくれます。地面が土など保水性のあるものは特に効果があると言われています。要は雨などの水を地球に返してやること、すなわち土壌に返してやることが、地球の自然循環を助けることになると思います。
最近は、住宅の周りに砂利を敷くお宅が増えてきました。雨水を地面に返す集水桝も普及しています。透水コンクリートや透水アスファルトも少しづつですが増えています。
ここで提案したいのが、この玉石です。
和空石 黒
和空石 五郎太の半割
和空石 赤
東南アジアのある島で取れる、この石は自然が生んだ多孔質の石で、優れた吸水性・保水性を持ち、打ち水した場合、その効果を長時間持続できるのです。地球が産んだこの石が、人々に潤いを与え、そして地球温暖化・ヒートアイランド現象を和らげます。高い保水性により、この石を敷き詰めた地面に「打ち水」をした場合、水が蒸発する際に熱を奪う「気化熱」の作用で地表温度を下げるといった効果は長く持続し、温度上昇も和らげます。
気孔が多い石は「軽くて脆い」というイメージが有りますが、この石はほかの石と比較しても十分な重さがあり、硬く頑丈な石です。
人が歩くような場所での利用も可能です。
この和空石をただ何もしないで土に敷いてしまうと、石が地面に自然に埋もれてしまいます。
そこで、石が無くならないようにと防草を兼ねて「防草シート」を敷いてから石を敷いて下さい。
こうすることによって、「雑草対策」と「打ち水効果」による一石二鳥というわけです。
地球温暖化対策からすれば、極小さな一歩かもしれませんが、地球がくれたこの石で、少しでも地球に恩返しができればと思います。宮崎
先回の私のブログの正解です。
正解は「傘立て」でした。
ちょっと想像がつかなかったのではないのでしょうか?
傘にもいろんなものがありますので、全てに対応できるかは疑問が残ります。
しかし、アイディアとしては面白いと思います。
私たちの普段の生活や仕事の中で、ちょっと視点や見方を変えると、
違ったものが見えてくるかもしれません。