肩コリもコンクリート亀裂も湿布で直る?

 

基礎のコンクリート打設後、脱型したらまれに微細な亀裂が入っていることがあります。これをそのまま放っておくと、水分の蒸発と共に亀裂が大きくなり補修作業が必要になります。脱型直後であれば、セメントの水和反応がまだまだ進みますので、ある程度の期間水分をたっぷり補充してやればきれいに塞がります。布にたっぷり水を含ませ上から湿布の要領でビニールなどで覆い、水分が逃げないようにしてガムテープなどでしっかり密閉すれば亀裂はなくなります。

 

 

脱型後の微細の亀裂です。

 

布にたっぷり水を含ませ湿布します。


 

この方法は、脱型直後の微細な亀裂の対処方法です。セメントの水和反応による結晶体で塞げる範囲の場合です。

仮に治らなくても補修作業はしなければならないのですから、挑戦してみる価値はあると思います。

 

コンクリート打設の基本は、「固まるまでは水を追い出し、固まり始めたら水をたっぷり与える」ですから、脱型後は基礎全体に散水して表面の乾燥を防ぐことが大切です。コンクリート工事は打設して、固まって、脱型したら終わりではなく、散水養生、灌水養生、シート養生などの「養生」までが仕事です。今年のように毎日35度以上の猛暑日が続く季節は、特に養生が大切ですね!   宮﨑

*参考文献:日経BP社 実践基礎講座