元旦のルーティン

今年も元旦の早朝に、初日を見に菩提寺山に行って来ました。あいにくの天気で、雪がちらつく小雨模様でした。12月中頃に降った雪は、平場ではほとんど消えてしまいましたが、標高248mとはいえ雪が20センチほど積もっていました。

1年のスタートは、毎年この菩提寺山から始まります。すっかり元旦の恒例行事となりました。初日を見るというよは、山頂の小屋でストーブにあたりながら、お神酒をいただき雑煮を食べるのが楽しみで、元旦のルーティーンになってしまいました。

石油の世界館から登ると、途中にある展望台で休憩です。正面に小須戸の街並み、右手に新潟方面の夜景がきれいです。6時10分ころで、少し明るくなってきました。

目指すは山頂の山小屋。暖かい薪ストーブが待っている。ここの小屋は、麓の部落の人たちが管理しており、いつ来てもきれいになっています。感謝・感謝です!

小屋の中は、ぬっくぬくです。三条方面から来たというグループといっしょになり、賑やかな雑煮パーティーとなりました。


カラフルな餅に餡子なのかチョコなのか分からないものを掛けていました。私は定番のお雑煮です。丸い鍋が私のです。お隣のグループから「のっぺ」やお菓子、チョコレートの差し入れをいただき、食後にはチーズケーキとチョコレートケーキをもらいました。奥さんがケーキ作りが趣味とかで・・・・。

相棒と私は、ビールとお酒で乾杯し、ストーブの隅っこで餅を焼かせてもらいました。初日はドン曇りでガスっており見えませんでしたが、この中は、大にぎわいの楽しいひと時でした。

テーブルの上を片付け始めたと思ったら、紙と筆と硯が出てきて、書初めを始めるではありませんか。若い人たちの発想はユニークで面白いですね!


それぞれが今年にかける思いを込めた書初めを持って、ハイポーズ!

私ら二人、今年の干支のうさぎのヘアバンドを付けさせられて、年がいもなくハイポーズ!・・・酒の勢いとはいえ、恥ずかしい・・・

下山するころには、すっかり明るくなっていましたが、相変わらずガスって遠くが見えません。山頂より村松方面をのぞむ。


山頂より、安田、水原方面をのぞみます。ガスっていなければ、広大な景色が見えるのですが、残念です。毎年元旦に初日を見に来ている人の話では、10年に1回あるかないかだそうです。まあ、雪の新潟では当たり前のことなのですが、少しでも拝む事が出来れば、その年のスタートは、気分上々ではないですか!

 

帰りの道は、臍清水から白玉の滝の裏側に抜けて、金津の堀出様を参拝して帰るのですが、今年は、12月に降った雪でいたるところに杉の倒木がありました。廻り込んだり、潜ったり、跨いだりと大変でした。登りは雑木が多いので倒木はありませんでしたが、下りは杉林が多いのでそうなのでしょうか?

 

これに懲りずに、また来年も挑戦です。