こんなところにモルタル造形が!

 

新津にある新潟県立植物園に行って来ました。

植物園の観賞温室は有料で3つの展示スペースに分かれています。第1室が熱帯温室ドームです。

 

洞窟のような入り口を抜けるとそこは熱帯ジャングルです。

人口の滝が流れていてディズニーランドのアトラクションのようです。

さて、印象的な岩肌に注目ください。完成当初はまさにディスニーランドのサンダーマウンテンなどの岩肌と同じ技法が使われたそうです。

 

昨年20年を越えて傷みが進んだので、改修工事をしたのですが、その時はユニバーサルランドで採用されているものと近い手法が使われたそうです。

少し艶っぽい風合いに変わりました。全面的に塗り替えたわけではないので、その風合いの違いを探して見るのも面白いですよ。

 

実はこの岩肌改修工事に弊社のお客様が関わっていたのを知りました。エイジング塗装の技術を屈指したのだとか・・・この岩山全体がモルタル造形だったんですね。

 

左官のテクニックと塗装の技術は「スゴイ!」・・・本物そっくりです。植物を鑑賞しながら、こんな所に注目してみるのも面白いですよ。


 

熱帯温室は、ダイオウヤシ、ヒカゲヘゴ、台湾バナナ、タビビトノキ、ガジュマルなどその大きさに圧倒されると思います。

他にも多数、新潟の地では自生していない植物が多数植栽されています。また季節ごとのテーマで企画展示が開催されています。

今回は、アザレア展でその種類と見事な先っぷりに感動しました。新潟県はアザレアの花卉生産は日本一なんですよ。 小林